設立趣旨


 社会的心の疲弊がより一層深まり、予測できない深刻な事態が発生している昨今の社会状況には学校や社会が協力し、社会的モラルの構築を強力に推し進めることが非常に大切です。そのためにはスポーツがその働きを構築するのには最も良い手段と思われます。

 当連盟は老若男女だれでも楽しめ、広大な施設を必要とせず、どこでもできるスポーツとして充分に活用できるスポーツ・ティーボールをここに提唱します。

 ティーボールは平成6年をティーボール元年とし、野球・ソフトボール・ゴルフの研究者が設立し、生涯スポーツとして普及活動を積極的に推進しています。野球・ソフトボール・ゴルフの底辺拡大を目指しつつ、また、スポーツの楽しさを満喫しながら、ボールを打つこと、捕ること、投げること、そして走ることの基本技術を、わかりやすく、正しく伝えていきます。教育現場においては平成20年、小学校学習指導要領に掲載され、現在全国の小学校の体育授業の中ですでに実施されているものです。また、大人と子ども、ひいては親子三世代のコミュニケーションの場を提供します。

 自立的なスポーツ愛好者の育成=指導者養成、ティーボールを通して、自立的健康管理の大切さを伝え、自立性と協調性を育てます。そのために、教育と医学とスポーツの研究者・指導者、そして会員が同じステージでディスカッションできるセミナーを積極的に開催しています。また、子どもたちの国際交流を推進し、世界の中の、異文化体験を通して理解するために、ティーボールの国際交流フェスティバルを定期的に実施しています。

 都内保育園・小学校等への訪問指導講習等の開催、日本ティーボール協会との連携による指導者養成セミナー、西武ドームで毎年文部科学大臣杯争奪全国小学生全国大会への参加等の支援活動も盛んです。さらに、身障者の大会も盛んで、特例子会社の大会も各地で開催され、健常者のみならず身障者も楽しめるスポーツです。

 このような趣旨からNPO法人東京ティーボール連盟は設立されています。